私がキャリアコンサルタントになるまで
会社員時代
会社員時代の私(独身)は、いつも自分の理想の人生を意識していました。
「会社員としてより高いポジションを目指し、キャリアライフを充実させる」
というキャリアビジョンを描いて意欲的に働いていました。
将来、結婚出産があっても自分の理想の人生を送るために、
実績を上げ、自分の評価を上げることに奮闘し、私なりに満足の出来る評価を得ていました。
結婚・出産
大阪から東京本社への転勤を経て、東京で結婚。
晩婚・晩産でした。
出産し、育児が始まると、どうしてもそれまでの様に働けなくなりました。
これまでのキャリアビジョンがすっかり崩れてしまったのです。
キャリアビジョンを失った私は、とても不安でどうしたらいいか思い悩みました。
そこで私はキャリアビジョンについて、相談できる場所を探しました。
夫や友人は私の話は聞いてはくれるものの、
「長期的な展望について整理したい」「キャリアビジョンを再構築したい」という私の願いは満たされなかったからです。
その時は、色々探しましたが、今から10年ほど前の話です、「私の人生」を真剣に考え、丁寧に寄り添ってくれる相談場所は見つかりませんでした。
私は不安を解消出来ないままでした。
苦しい子育て
不安を解消する術も見つからないまま、キャリアビジョンを見出せないままの子育てはとても苦しく、
可愛い子供の顔を見つめながら涙を流したこともありました。
そのような時期に、たまたまテレビで「女性の再就職支援が開催されました」というニュースを見てキャリアコンサルタントという職業を知りました。
キャリアコンサルタントに
悩みの解消につなげられることを期待して、育休中にキャリアコンサルタント養成講座を受講しました。
養成講座を受講することで自分と向き合い、「今後の人生で、自分自身が本当にしたいことは何か」を考えました。
資格取得後キャリアコンサルタントとして、
「仕事の悩みを抱える人の役に立つこと」をライフワークに活動することにしました。
キャリアコラージュとの出会い
キャリアコンサルタントとして自己研鑽を重ねる中で、自分と向き合うのは、時に辛く何度も挫折しそうになることもありました。
そんな時、コラージュを作ったことがきっかけで、自らのありたい姿、夢、憧れに気づくことができました。
言葉では難しいことでも、コラージュでイメージを見える化してから言葉にすると、心の底からしっくりする目標「キャリアビジョン」を見つけることができました。
その後、地域活動をきっかけにキャリアコンサルタントとして人脈形成から活動を始め、
現在は、10年前に描いた夢が実現し、大学、企業、公共分野で講師、相談員として沢山の出会いに恵まれています。
今振り返ると、ありたい自分、夢、憧れがあったからこそ
色んな経験を乗り越えて来られたのだと思います。
10年前のありたい自分、夢、憧れを実現させた今は、また新たなキャリアビジョンに向かっています。
自分の人生をかけて実践してきたことだからこそ、伝えたいことがあります。
「自分らしく。
ありたい自分、夢、憧れ。」の大切さ
ありたい自分、夢、憧れが自分の人生を充実させてくれます。
ありたい自分、夢、憧れは、未来を切り開く力。
ありたい自分、夢、憧れは、毎日をイキイキと生きる原動力。
あなたのありたい自分、夢、憧れを聞かせてください。
あなたがイキイキと充実した毎日を生きるために。
あなた組織のありたいカタチ、ビジョン、理念を聞かせてください。
あなたの組織にいるひとりひとりが、イキイキと豊かに働き続けるために。